2015年11月10日火曜日

初心者でも勝てる! つかもち式マルチバトル必勝講座~PT考察編~

こんにちは。
タイムラインで「もっとマルチバトルの考察記事が増えればいいのになぁ」という言葉を目にしたので、僕なりのマルチバトルで勝つための秘訣を記事にしていきたいと思います。
よかったらお付き合いください。
(※前提として、味方との相談をしないルールを想定して記述します。)
長くなるので
  1. PT作成時に気を付けること
  2. マルチバトルで強い戦略 
  3. マルチバトルで強いポケモン 
の3つの記事に分けて投稿します。


まず初めにマルチバトルとは何か?

マルチバトルとは、プレイヤー4人が集まり、タッグを組んで戦うポケモンバトルのことです。

 使用できるポケモンは大会や生放送の主の考えにより変わりますが、大体は「公式のレーティングバトルで使用可能なポケモン」であることが多いですね。
 プレイヤーはそれぞれ6匹のポケモンを用意し、その中から3匹を選出して戦います。自分が操作できるポケモンは自分が選出した3体のポケモンのみで、ペアの人のポケモンは操作できません。そして、自分の3匹がすべて戦闘不能になったときに味方が3匹残っていたとしても、味方のポケモンを自分の場に出して使用することができません。


 さて、ズバリ手っ取り早くこのルールで勝つ戦略を述べるとするならば、「相手2人の内、どちらか片方のポケモンを先に全滅させ、相手の場が1体でこちらが2体の状態にすること」です。味方の残りのポケモンを使用できないので、これで2体のポケモンで相手の1体を相手にすることができます。この状態から逆転することは極端に厳しく、逆にこの状態にできれば殆ど勝ちです。


 つまりこのルールで勝とうとするならば、PTを組む時や実際に戦う時に「如何に2vs1の状態にするか、1vs2の状態にされないようにするか」を考えることになります。


パーティを組む際に気を付けるべきこと
 
僕がマルチバトルのパーティを組む時に気を付けていることが大きく分けて3つあります。

①パーティ内で相性の補完がしっかりとされているようにすること

②対戦で使用する戦略は味方がどんなポケモンを使用する場合でも機能する物を選択すること

③パーティは相手から放置されないポケモンのみで構成すること



①に関して

 この記事を読む人はシングルバトルの経験者が多いと思われますが、同じタイプのポケモンを同じPTに沢山採用したときに何が起きるでしょうか?答えは一貫する弱点ができるということです。
 ポケモンというゲームにはタイプ相性という要素が存在しますよね。ポケモンバトルにおいて自分の場のポケモンが苦手とするポケモンを相手が繰り出した際に控えのポケモンと交換して対応することを「サイクルを回す」といいます。
 マルチバトルにおいても、「サイクルを回せるパーティ」即ち「場に出しているポケモンと控えのポケモンがお互いに弱点を補完しあっていて、辛いポケモンが来ても交代して切り返せるパーティに仕上げること非常に重要です。同じ弱点を作ってしまっては次々と自分の場のポケモンが倒されてしまい、1vs2の状態にされてしまいます。

②に関して

マルチバトルでは味方と打つ技の相談ができないので、味方となるべく行動が噛み合うように且つ味方がどんなポケモンを使っても機能する戦略を選択する必要があります。

例を挙げると・・・

  1. 技のリフレクターや光の壁、バークアウト、特性の威嚇などで味方が受けるダメージを減らす。
  2. 火力の高いポケモンでガンガン押す。

 1は自分達に対してのダメージを減らす技なのでどんな味方と組んでいても有効に作用します。
 2に関しても高火力で押すことでダメージレースに勝とうとしているので勝ちに結びつく行動と言えます。
 基本的にポケモンバトルはダメージレースなので、その点で有利にする戦法は必ず有効に働きます。



次に味方によっては機能しない戦略を紹介します。

  1. 味方を巻き込む技(地震、波乗り、噴煙、放電)を多用する。
  2. 火力の低いポケモンで変化技ばかり使って相手に負担をかけない。
  3. 味方のポケモンに合わない素早さ操作技を使う


1について
 まず全体技についてですが、これは1体で相手のポケモン2体に攻撃できるので、普通に攻撃してくよりもダメージレースの面で明らかに優位にたつ事ができます

 相手を同時に攻撃する全体技は元々の威力にマイナス補正がかかり、1体に対する威力は75%の威力になってしまいますので必ずしも全体技の方が良いというわけではないですが、基本的には普通に攻撃するよりも効率が良いです。

 しかし、相手のポケモンを両方とも攻撃できますが、味方のポケモンも巻き込んでしまうという技があります。地震や波乗りがそれに当てはまります。
相手のポケモンを全て倒せば勝ちなのですが、味方まで巻き込んでしまうとこちらにも被害があり、負けに繋がる事も充分に考えられるので、これらの技を使う場合には気を付けなければなりません。

 仕方なく味方を巻き込んで勝つという事もあるかもしれないですけど、やはり勝つための勝負をやる場合は、相手もそれなりに効率的な選択をしてくるから良い結果に結びつく事はそんなに多くないでしょう。そのため、やはり一番は味方を巻き込まずに如何に強力な全体技を使用するか。又は、相方が全体技を使用しやすいようにするか重要になります。

 理論としては、簡単なように思えますが、実際には結構難しいものです。一番簡単に補完をとりやすいのが地震ですが、PT全体のバランスを考えた場合に、浮いている(浮遊や飛行タイプ)地震でダメージを受けないポケモンを採用するのは6匹全部というわけにはいきません。
私の場合は、大体2体は浮いているポケモンを採用しようと考えて組んでいます。多くても3匹ぐらいになるのではと思います。

 他にも味方がダメージを受けずに、全体技を使用する方法としては守るがあります。しかし、守るは連続で使うと失敗する可能性があるので、連続で全体技をバンバン使っていく事にはつながりません。その場しのぎぐらいですね。
 このように、PTバランス的に中々うちやすい環境を作るのは難しいため、地震等の味方を巻き込む可能性がある技を採用したポケモンは1匹に留めた方がいいかと思います

2について
 マルチバトルにおいて、サポートは重要です。隣のポケモンを動きやすくしたりして、味方に貢献できます。しかし、これも場合によっては、負けに繋がってしまう場合があります。
極端な例を出すと、味方1体が攻撃、1体がサポートのみだとします。相手は2匹同時に攻撃してきて攻撃役の味方が倒されてしまうとサポートのみで勝つのは絶望的でしょう。
 
これが片方が相手にとって脅威ではなく、簡単に1:2の状況を作ってしまうという事です。
かなり極端な例を出しましたが、サポートが悪いわけではないので、重要なのは攻守のバランスなのです。サポートをしつつ、ある程度の火力があるポケモンをサポート役に選択するのが賢明だと思います。中々難しい条件ですが、かなりのサポート重視でも活躍しないとは限らないので、やはりそこは試してみるしかないですね。

サポートをしつつ、ある程度火力があるポケモンとしてわかりやすいのはライコウですね。バークアウトや光の壁で相手からの打点を弱めつつ、特功や素早さが高いので削れたポケモンを縛りやすいですし、削りにも使えます。
このようなポケモンが2:1の状況を生み出しにくいポケモンといえるでしょう。

3について
 例えば、味方のポケモンが素早さの高いポケモンが多い状況でトリックルームを使用しても、味方のポケモンは相手よりも早く動くことができないですよね。電磁波に対してや終盤の切り返しで使用する場合は有効に働く場面もありますが、マルチバトルでは中速から高速のポケモンが多く使われる傾向があり、トリックルームが活躍できる場面は少ないと考えられます。
 今回はトリックルームに関して述べましたが例えば味方が低速ポケモンで固まっている場合にはもちろん有効になってくるので、味方との組み合わせによるということになります。


なるべく味方に迷惑をかけず、有効に働く戦略をチョイスしましょうb



③について

②の2でも触れた内容になりますが、1vs2の状態にされないためには、相手に圧力を掛けられるポケモンを採用する必要があるということですね。サポート重視でも活躍できる場合もあるので一概に悪いとは言えませんが、ある程度の火力のあるポケモンでPTを構成するのが賢明だと考えられます。


これらのことに気を付けてPTを組めばきっと強力なPTに仕上がると思うので頑張りましょう!










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