2015年9月27日日曜日

全国ダブル ガルーラピッピ

【富山オフ使用PT】ガルーラピッピ【ダブルの部2位】





9/26 土曜日に行われた第16回富山オフダブルバトルの部で使用したPTになります。結果としてはダブルの部で2位に入りました。全体では6勝2敗です。

〝PT全体について″
基本的な勝ち筋は「ピッピのこの指とまれで相手の攻撃を引き寄せて、その間にメガガルーラのグロウパンチを通してメガガルーラで無双する」です。
フシギバナとダブルメガの形になっている理由は、ガルーラ選出だと、取り巻きと合わせて水耐性を持つポケモンが少なくなり、雨PTに弱くなってしまうためです。雨PTを相手にする場合や相手のPTに威嚇持ちのポケモンが多く、ガルーラでは崩しにくい場合にフシギバナを選出します。

以下、個別解説に移ります。






ガルーラ@ガルーラナイト
特性:肝っ玉→親子愛
覚えている技
おんがえし/グロウパンチ/不意打ち/守る

実数値
181-176-121-72-121-167

構築の軸。高火力高耐久高速とすべて揃ったポケモン。グロウパンチを積んだ状態で等倍であれば、殆どのポケモンをワンパンできます。
不意打ちはグロウパンチを積んだ後、ガルーラよりも素早い相手を縛るための技です。また、猫だましを切って守るを搭載しているのは、ガルーラの隣のサイクルを回しやすくするためで、他には相手が後続でガルーラを出してきた際に猫だましで止められるのを防ぐことにも使えますね。詳しい立ち回りに関しては後述します。






ピッピ@進化の輝石
特性:フレンドガード
覚えている技
この指とまれ/凍える風/アンコール/守る

実数値
177-×-92(135)-80-102(153)-36

構築の軸。ガルーラが安全にグロウパンチを使えるように隣で一生懸命に指を振ります。特性のフレンドガードはピッピが場にいる間だけ味方の受けるダメージを3/4にするというものです(ピッピの耐久には影響なし)。
凍える風はS操作として使えるだけでなく、挑発で止まらないという利点もあります。さらに霊獣ランドロスに凍える風を当てた際にダメージ量で相手が突撃チョッキを所持しているかどうかの判断ができるので、相手のランドロスが守るを持っているかどうかの判断ができます。ガルーラ守る+ピッピ凍える風を選択すればSが逆転し、ガルーラで潰せる範囲が広がります。
Sを最遅にしてアンコールを搭載しているのは、相手がトリックルームを使う並びだった場合に、守る+トリルや猫騙し+トリルという行動を相手が取った場合に莫大なアドバンテージを得ることができるからです。アンコールをしつつグロウパンチをすることでガルーラの攻撃が上がり、この指恩返しや不意打ちで勝つことができます。

耐久目安
意地っ張りメガガルーラのすてみタックル確定耐え
臆病メガゲンガーのヘドロ爆弾確定耐え





ヒードラン@シュカの実
特性:貰い火
覚えている技
ねっぷう/大地の力/目覚めるパワー氷/守る

実数値
167-×-126-182-126-141

 ガルーラでは崩しにくい鋼タイプに対抗するためのポケモンです。最速にSを設定したのはミラーに強くしたかったのと、ドーブル、キノガッサ、キリキザンよりも早く行動するためです。技はメイン技の熱風、対ヒードランの大地の力、メガボーマンダや霊獣ランドロスに対面で勝つための目覚めるパワー氷、守るとしました。持ち物は即落ちを防ぐためのシュカの実。





ランドロス霊獣@突撃チョッキ
特性:威嚇
覚えている技
地震/岩雪崩/馬鹿力/とんぼ返り

実数値
191-171-110-×-100-157

相手のガルーラや霊獣ランドロスに対抗するための威嚇枠。本来こだわりスカーフを持たせていましたが、浮いているポケモンが少ないPTなため、技を打ち分けることのできる突撃チョッキ型を選択しました。
(D耐久目安)
・控えめリザYのオバヒ耐え
・ルンパの冷B耐え
・控えめメガサナのダブルハイボ2耐え





フシギバナ@フシギバナイト
特性:葉緑素→熱い脂肪
覚えている技
ギガドレイン/ヘドロ爆弾/眠り粉/光合成

実数値
187-×-171-150-151-102

メガガルーラで処理しにくいトノルンパラグ、威嚇の多いPTに対して選出する2枚目のメガ枠。
技構成は、メイン技のギガドレイン、ヘドロ爆弾、汎用性の高い眠り粉と回復技である光合成を選択。本来この枠はメガリザードンを採用していましたが、最近CHALK対策で雨が多く、ニョロトノの持ち物ランキング1位がスカーフであることと何度かボルトロスに手動雨を決められたことから、フシギバナを使うことに決めました。

火力目安
・H4振りガブリアスをギガドレインで確3
・ヘドロ爆弾でH4振りボルトロスを超高乱数2発

耐久目安
・意地っぱりメガガルの猫だまし+捨身タックル確定耐え
・臆病メガリザYのオバヒ確定耐え。控えめはフレガ込で耐え。
・控えめメガサナのサイコショック確定耐え
・控えめメガサナのサイコキネシス高乱数耐え





スイクン@ゴツゴツメット
特性:プレッシャー
覚えている技
熱湯 冷凍ビーム 絶対零度 追い風

実数値
207-×-165-127-136-95

霊獣ランドロス、テラキオン、バシャーモ、ヒードランに強い点、水耐性がある点を評価して採用。絶対零度を持つことでクレセリアを強引に突破することも可能。追い風によるS操作も行う。持ち物はガルーラに対して大きなスリップダメージを狙えるゴツゴツメットを採用しました。

配分は5世代の流用なのでもっといい配分があると思います。この配分では、威嚇込で意地メガガルの捨身タックルを2回耐える程度のBと控えめメガサナのハイボ2耐え程度のDがあり丁度良いのではないかと考え、そのまま使用しました。


(選出、立ち回りに関して)
①対CHALK+@



 
先発ガルピッピ 後続スイクンドラン(ランド)




先発ガルピッピから指グロウで展開する。ピッピは半分使い捨てのような使い方をして、ピッピが落ちたらスイクン出して追い風。モロバレルは早めにグロウ後の恩返しで倒します。バレルが不在の場合は先発ガルランドからピッピ後出しグロウ指と展開します。(その際にガルーラは守るが欲しいです。またスイクンとグロウを積んだガルーラが並んだ際に守る追い風の択が取れる方がいいだろうと思ったのでガルーラには守るが入ってます。)


 ②対トノルンパ+@




先発フシギバナピッピ(スイクン) 後続ドランスイクンピッピランドから相手の取り巻きに合わせて





初手はフシギバナピッピで問題ないです。サーナイトと組んでいた場合でもピッピでエスパー技を吸いながら戦えますし、ボルトロスが居たとしてもピッピで吸いながら立ち回ります。今回の富山オフでは準決でトノラグファイヤーテラキサザンナットというPTと当たりましたが、ピッピを絡めつつファイヤーを処理したらフシギバナが落とせないという状況に持ち込めたので、対雨はつらいの落としたら勝ちなかんじがします。


苦手な相手

①ボルトロス・・・電磁波や威張る。ある程度ピッピで引き受けられますが、処理が遅れると麻痺を撒かれ、運が悪いと負けます。

②ドーブル・・・ダークホール。ラムやカゴが居ないのがつらいところ。KP少ないので当たらないことを祈ります。どうしてもつらい場合はピッピのアンコールか守るの枠をマジックコートに変える手もあります。

③ほろび・・・ゲンガーやゴチルゼルを高速で処理するルートが少ないので相手しにくいです。吠えるや挑発を覚えられるポケモンを採用しているのでこちらも環境に合わせて技を変えればよさそうです。


何か質問・ご要望があればコメントでお願いします。

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